本日衝撃的なニュースが入ってきました。
2024年7月単月で、倒産件数が920件。
全年同月比の131.2%だそうで、27ヶ月連続で前年同月を超えたようです。
数字も衝撃的なのですが、もっと衝撃なのはその業歴別の数字。()内は前年同月比です。
- 3年未満 ……… 39件(+11件)
- 5年未満 ……… 58件( +3件)
- 10年未満 ………189件(+50件)
- 15年未満 ……… 112件(+32件)
- 20年未満 ……… 95件(+18件)
- 30年未満 ……… 135件(+34件)
- 30年以上 ……… 292件(+71件)
創業30年以上の、ある意味安定している(であろう)企業が全体の32%ほど占めてしまっています。
30年続く会社は0.02%程度と言われているぐらい様々な苦難を乗り越えてきた会社が、一気になくなってしまうんです。
倒産理由の要因別を見ると、販売不振が750件と、構成比の81.5%を占めています。
IT化が進んでいない企業の多くは、実は創業30年ぐらいのいわゆる令和初期以前の会社。
残念ながら今回の倒産企業のデータと一致してしまうのです。
市場の問題もあると思いますが、販売戦略を立てるにおいてもIT活用というのは本当に大切です。
自社の売上実績は把握されてますか?
売上管理はただ、今月の売上と原価を計算するというのではなく、どの商品がどの時期にどのように売れているのか、その傾向をみて将来の予測を立てることができるのです。
実績管理ではなく予実管理。
それを実現するためにもデータ管理は本当に大切です。
物を作れば売れる、店に出せば売れる、そういう時代でもなくなり、物価高も相まって本当に厳しい世の中になりました。
こんな状況でも、DX化なんていらないと言えますか?
倒産間際になってからだと遅いのです。ぜひ今からできるところからDX化を進めていきましょう。
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2024年7月の倒産件数は920件、27カ月連続で前年同期を上回る。同月では11年ぶりの900件超【帝国データバンク調べ】(Web担当者Forum) - Yahoo!ニュース
帝国データバンクは、2024年7月の企業倒産件数に関する調査結果を発表した。負債1000万円以上の法的整理による倒産を対象としている。